イソギンポ科

イソギンポ
沿岸の岩礁域に生息する。体は細長く、岩の隙間や貝殻の中に潜んでいることが多い。眼の上に1対の皮弁がある。

イダテンギンポ
沿岸の岩礁域や防波堤の垂直面などに生息し、海底や岩の上を素早く移動する。体は細長く暗緑褐色で、頭部には茶褐色の横縞、体には縦縞がある。体の縦縞はつながって網目状になることもある。カキの貝殻などを巣にする。

ナベカ
海岸付近の岩場などに生息する。全身がやや緑がかった黄色で、体の前半部には横縞がある。港で、壁際をよく見ると、ちょろちょろと泳ぐ姿を観察できる。

ニジギンポ
幼魚は流れ藻について生活し、成魚は沿岸の岩場や転石帯などに生息する。体は細長く、黒褐色の縦の帯ある。貝殻や岩穴を巣にして、その中に卵を産む。

マダラギンポ
岩場に生息し、岩穴や岸壁の側面、オーバーハングした岩の下面などに付着した貝殻を住みかにする。眼の上に1対の白い皮弁がある。体は細長く、茶褐色の斑点が散在する。