日本海は太平洋側に比べ、潮汐が小さく干潟が発達していません。また、サンゴ礁などもごくわずかにみられるのみで、人々が海と触れ合える場所が非常に限られています。

 そのような中で、日本海側で、生物多様性の保全を通じて、より多くの人たちに海とふれあい、学び、体験してもらう機会を提供して行くことを目指し、日本海側各地で海洋教育を実施する機関や組織の方々と連携して、海洋生物多様性保全関係機関ネットワークを立ち上げました。

 本ネットワークには、北は青森から北陸、そして山口で海に係る活動に取り組む方たちが参加しています。

 日本海は、北と南で環境も、生息する生き物も大きく異なります。そのような日本海の特徴を生かしつつ、日本海各地の海に係る活動の活性化に資することを目指して、引き続き取り組んでまいります。