カワハギ科

アミメハギ
全身網目模様に覆われ、オスは腹部に剛毛が密生する。夜は流されないように海藻などを咥えて寝るので、港の岸壁を懐中電灯で照らすと観察できる。

ウマヅラハギ
名前のとおり馬の様な面構えのカワハギの仲間。各ヒレは青く、体表に雲状の模様がある。深場で大群を形成し、冬の富山湾で大量に漁獲される。魚津漁協では、かつて「他の魚やイカを傷つける」として厄介者扱いだった本種を平成20年度に「魚津寒ハギ 如月王」としてブランド化した。

カワハギ
沿岸の岩場や藻場に生息する。体は丸く、褐色で、個体によって模様の濃淡がある。オスは背ビレ前部のスジが糸状に伸びる。背ビレと尻ビレを波打たせて泳ぎ、小さな口でエサをついばむ。皮は剥ぎやすく、皮を剥いで調理するため「皮剥」と呼ばれる。