注意しなくてはいけないこと

安全に観察するために

ひとりで観察しない

ひとりでの観察は危険ですから、必ず何人かで行いましょう。

無断で持ち出さない

多くの海の生き物は、漁師さんたちによって管理されています。無断で持ち出したりしないように注意しましょう。

動かしたものは元に戻す

観察するときに、石をひっくり返したり、動かしたりすると、もともとの環境が変わってしまいます。動かしたものは元に戻すようにしましょう。

熱中症に気をつけよう

真夏の炎天下の中で観察する場合は、熱中症などにも気をつけなければいけません。海岸は日陰が少ないので、特に注意しなければいけません。帽子をかぶり、飲み物を用意しておきましょう。

怪我をしないために

危険な生き物

海の生き物の中には毒を持つ生き物もいます。素手で触ると痛みや腫れ、ひどい場合には痙攣や呼吸困難になる場合があります。

危険な生き物には素手で触らないようにしましょう
▲ハオコゼ
▲ゴンズイ
▲アカクラゲ
▲シロガヤ
▲ウニの仲間

(写真提供:大田希生)

また、海の中で足や手を切ったりすると、気がつかなかったり血がとまりにくいことがあります。救急箱などを用意しておいたり、ひどいときは近くの病院にすぐに行きましょう。

怪我がひどい場合は病院に行きましょう