海洋教育事例
体験
チリメンモンスター
目的
チリメンジャコ・シラスの中から魚以外の生物を探す体験を通じて、海の生物の多様性や水産について学習します。
特徴・効果
マイワシやカタクチイワシなどのイワシ類幼魚を茹でたものや、さらに乾燥した加工品を、関西ではチリメンジャコ、関東ではシラスと呼びます。海底近くで群れになっているところを、目の細かい引き網で捕まえるので、イワシ類以外の様々な生物が混じっています。以前は、いろいろな生物が混じったままで販売されていましたが、最近では「異物混入」ということで、イワシ以外の生物を取り除いています。チリメンモンスター用にイロイロ混じった商品も販売されていますので、こちらを使いましょう。魚以外にも、イカやタコ、カニなど、様々な生物を宝探し感覚で学べます。この学習を通じて、様々な海の生物や水産業に対する興味を持ってもらえるでしょう。主催者側も手軽に実施することができるイベントです。
方法
1.チリメンジャコ&チリメンモンスター図鑑の準備
教育用のチリメンジャコは、ネットで探しましょう。株式会社カネ上などから購入することができます。チリメンモンスターの写真や解説などを掲載した図鑑も数多く出版されているので、それらを利用するといいでしょう。
2.チリメンモンスターの選別・観察
虫眼鏡、ピンセットなどを使って、チリメンモンスターを探します。図鑑を使って、どのような生物が含まれていたか調べます。調べた結果で、自分たちで図鑑を作るのもいいでしょう。
応用事例
”チリメン&チリモン親子調べ”
チリメンジャコやチリメンモンスターは、いろいろな生物の子供であることが多いので、その親を調べてみましょう。形がびっくりするほど違うこともあり、新しい発見ができます。
海洋教育事例
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