海洋生物多様性保全関係機関ネットワーク

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海洋教育事例

体験
ナイトアクアリウム

目的

 各地にある水族館で、普段見ることのできない、夜の魚の生態などの興味深い姿を見ることができます。飼育員や学芸員と話をしながら、生物の話だけではなく、キャリア教育としても重要な体験の場を提供します。

特徴・効果

 夜の水族館では、昼間と違った生物の生態を観察することができます。寝ている魚や、逆に活発に活動する夜行性の魚など、普段見られない生物の生態に出会えるでしょう。また、水族館はキャリア教育の場としても利用されており、飼育員や学芸員と交流することで、将来、水族館や博物館で働きたいなど、生物に興味を持っている子供たちにとっては、ミニ職業体験になるかもしれません。

方法

 最近は多くの水族館で、ナイトアクアリウムの体験を行っています。さらに、単に夜の生物を観察するだけではなく、水族館の裏側であるバックヤードなどの見学なども行っています。水族館は各地にありますから、各水族館が行っている企画に参加するのもいいでしょう。また、事前に水族館と相談して、共同イベントとすることもあります。

応用事例

”ナイトウォッチング”

 夜の水族館を経験したら、夜の海の生物観察も興味がわくでしょう。暖かく穏やかな夏の夜などに、水のきれいな日を選んで、ライトをもって水中を照らすと、稚魚が群れていたり、エビやカニの目が赤く光っています。安全に注意して、漁港などで、暑い夜を過ごす楽しいイベントです。

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